今、注目されるソーラーシェアリング~その①~
今回は、今、全国で急速に増えているソーラーシェアリングについてご紹介します。
ソーラーシェアリングは、営農を継続しながら、農地の上に高い架台と太陽光パネルを設置して行う太陽光発電のことで、1つの土地で農業と発電事業を両立することができるので、これから大注目の事業スタイルです。
なぜ、ソーラーシェアリングが増加しているのか?
①日本の農業が抱えるさまざまな問題の解決
今、日本の農業は
・農家の高齢化と減少、後継者不足
・耕作放棄地の増加、農地面積の減少
・収入の減少、食料自給率の低さ などさまざまな問題を抱えています。
ソーラーシェアリングを導入することで
・安定した売電収入による収入の増加
・後継者の確保
・耕作放棄地の確保
・農地の保全 などの成果を挙げることができます。
②ソーラーシェアリング制度の規制緩和
2018年5月にソーラーシェアリングの運営に係る規制を一部緩和しました。ある一定の条件を満たせば、ソーラーシェアリング事業に必要な一時転用期間が3年から10年に延長することができ、よりソーラーシェアリングに取り組みやすくなりました。
③太陽光発電用地の減少
2012年に再生可能エネルギーの固定価格買取制度が始まり、それまで産業用のメガソーラーのような広大な土地に太陽光パネルを敷き詰める発電事業も広まり、利用用途のなかった空き地などが開発されていきました。開発が進むと太陽光発電に適した土地は減少していったため、近年、平坦で広い面積のある農地に注目が集まるようになりました。
これまでの農業は気候などの影響を受けやすく生産性、収益性が不安定であるとされてきました。また日本は食料とエネルギーの自給率が低いとされています。その中でソーラーシェアリングは、双方の問題点を解決する1つの手段となりそうですね。
ライジングでは、山形県ではまだまだ事例の少ないソーラーシェアリングのご相談を承ります。
・農地を所有していて、土地の有効活用をしたい!!
・農業をしているけれども、更に収益を上げたい!!
・これから農業に参入しようか迷っている
などのお悩みの解決策の1つとして、ソーラーシェアリングをご検討してみてはいかがでしょうか??
ソーラーシェアリングについては、数回に分けてブログ発信していきます!!
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