0円設置サービスのスキーム

0円設置サービスのメリット

1. システム設置費用無料

「月々の自家消費した電気代のお支払い分」によりPPA事業者が導入費用をまかなうため、無償で設置することができます。

2. 値上がりする電気代対策に

契約期間中の購入いただく単価は原則固定のため安定した削減効果が見込めます。太陽光でつくった電気を購入する際の電気代には再
エネ賦課金が掛かりません。

3. 災害時も電気が使える

停電時、太陽光で発電できる天候の場合には、自立運転コンセントから電気を取り出して使うことができます。

4. 将来はお客様のものに

契約終了後には無償で太陽光発電システムが譲渡されるので経済メリットがすべてお客様のものになります。

太陽光発電システムの0円設置サービスと自社所有設置の比較

導入方法 メリット デメリット
0円設置サービス・基本的に初期費用0円
・安定的な電気代削減効果が見込める
・メンテナンス費用が発生しない
・非常用電源が確保できる
・再エネ電気の調達が可能になる
・契約終了後は設備譲渡を受けられる
・⾧期契約になる
・発電設備のメーカーや種類を選べない
・契約期間中は発電設備の増設や蓄電池の併設ができ
ない
・将来的に電力会社の購入単価より高くなる場合もあ
自社所有設置・⾧期的に見れば最も経済効果が高い
・売電収入を得られる(※設置条件による)
・発電設備の増設や蓄電池の併設が可能
・補助金や税制優遇の活用が見込める
・非常用電源が確保できる
・自社の環境活動PRにつながる
・設置初期費用が発生する
・メンテナンス費用がかかる
・将来的に処分費や交換費用が発生する
・発電状況により経済効果が変動する

0円設置サービスはこんな企業様にオススメ

借り入れをしたくない・キャッシュを使いたくない

発電した電気を使った分だけPPA事業者にお支払いいただくサービスなので、設置費や点検費等のシステムに対する費用が掛かりません。

メンテナンス費用が掛かりそう

契約期間はPPA事業者の所有物になりますので、発電システムに故障や不具合が発生してもお客様の費用負担は掛かりません。

(※ただし、お客様に起因する機器の破損、故障に対する修理費用はお客様へご請求させていただく場合がございます)

実際にしっかりと発電するか不安

無償設置の代わりに、月々の自家消費した電気代をPPA事業者にお支払いいただくという、PPA事業者側でリスクを負う形の契約となるため、発電量が不足しそうな条件の場合には、設置をお勧めすることはありません。

無償だから工事の品質が落ちるのでは

無償設置なので、「手抜き工事をされるのでは」と不安になる方もいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。PPA事業者側からすると、契約期間中にトラブルなくきちんと発電を続けて電気代をお支払いいただくことで収益が上がるシステムのため、手を抜くことは一切ありません。

ご利用までの流れ

太陽光発電設置条件の確認

建物の現状、建屋図面、屋根形状、屋根材、屋根方位、現在の電気代1年分からサービスの利用が可能か審査を行います。

現地調査

屋根の状態や機器の設置箇所、分電盤などを確認します。

ご契約

サービス内容のご説明、重要事項説明を行い、ご納得いただけた場合にお申込いただきます。

申請作業

電力会社・経済産業省へ太陽光発電システムの設置申請を行います。

太陽光発電システムの設置工事

仮設足場・太陽光モジュール・パワーコンディショナーなどの機器を設置します。

サービス利用開始

各種手続き完了後に発電を開始します。

点検(都度)

発電に異常があると判断した場合に点検にお伺いいたします。

契約期間終了後

太陽光発電システムを「無償譲渡」いたします。
今まで通り太陽光発電の電気を自家消費しながら、蓄電池を設置して電気をためて使用することが可能になります。
また余剰電力の売電先を決めていただくこともできます。